小学生からはじめる
プログラミング
公開日:2024.03.05
最終更新日:2024.10.02
2024年の首都圏における受験率が22.7%と過去最高を更新したと話題の中学受験。いまや5人に1人が中学受験をする時代となり、筆者の住む関西でも受験者が年々増えている印象があります。
(参考:コアネット教育総合研究所「2024年首都圏中学入試総括レポート」)
そんな中学受験とプログラミング。一見すると関係性が薄いように感じられますが、そんなことはありません。今回は、中学入試にプログラミングを取り入れ、全国でも珍しい「プログラミング入試」を実施されている中学校をご紹介します。
2024年2月17日、兵庫県西宮市にある武庫川女子大学付属中学校で、プログラミングの体験説明会が開催されました。こちらの武庫川女子大学付属中学校では、全国でも珍しい「プログラミング入試」を実施されています。
2022年から導入され、今年で3年目を迎えたそうですが、2020年に小学校でのプログラミング必修化がスタートしたことを考えると、とても早くから取り組まれています。
中でも特筆すべきは「プログラミングだけで入学ができる」という点です。
一般的に中学入試では4科目や2科目といった複数科目での試験が多く見られます。また最近では、特色ある入試として「英語入試」や「算数入試」を実施する学校や、選択科目としてプログラミングを選ぶことができる学校も増えました。
そのような中でも、武庫川女子大学付属中学校でのプログラミングだけの入試はまだ珍しく、プログラミングに興味をお持ちのお子様や、将来の選択肢を広げるためにプログラミングを学ばせたい保護者様にとって、魅力のある入試と言えるのではないでしょうか。
この取り組みを当教室受講生の保護者様へお話しすると、ご存じない方がほとんどで皆さんとても驚かれます。中には「もっと早く知っていれば…」や、「ちょっと気になります!」とお話しされる姿も。
武庫川女子大学付属中学校で行われたプログラミングの体験説明会では、ビジュアルプログラミング言語である「Scratch」が使われていました。
私たちスタープログラミングスクールの授業でも使用している言語で、小学校での採用事例も多く、実際にScratchを触ったことがあるお子様もたくさん参加されていました。
初めてのお子様や保護者の方も、プログラミング初心者でも扱いやすいScratchを一緒に楽しみ、様々なことにチャレンジしておられたようです。
Scratchでは誰でも簡単に楽しい作品が表現できます。何を作るか、どんな世界観にするか、キャラクターはどうするかなど、無限にアイディアが広がります。
初めての校舎と慣れない説明会で開始当初は緊張が感じられた子ども達も、体験後の表情からは笑顔と「楽しかった!」の声が溢れていました。
私自身は見学の立場で参加しましたが、上手く動かない時に質問される場面もあり…とても楽しい時間となりました。
なお、2024年の入試においてプログラミングだけでの受験者は2名おられたとのこと。好きなことや得意なことでチャレンジできる環境は、同じ年代の子を持つ保護者としても羨ましいかぎりです。
楽しみながら学び、それが将来の進路にも結び付く。このような取り組みがもっと広がって欲しいなと感じました。
なお、武庫川女子大学付属中学校では、2024年9月1日に入試に向けた第2回目の体験説明会も開催されるとのことです。お子様と一緒に参加されてみてはいかがでしょうか?
スタープログラミングスクールでは、いつもの教室でジュニア・プログラミング検定が受験できます。
ジュニア・プログラミング検定とは、Scratchを使用したプログラミングスキルを測定し、その能力を証明・認定する、子どもを対象とした資格試験です。中学入試において、ジュニア・プログラミング検定の合格者に対して優遇措置を行っている中学校も増えています。
スタープログラミングスクールなら、検定準拠のテキストで無理なく知識を身に付けることができ、模擬試験などの試験対策も行っています。お子様の強みを増やす資格取得に向けてチャレンジしてみませんか?
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小学生・中学生向けのプログラミングスクール、スタープログラミングスクールにて講師歴7年。
「学びは楽しくあるべき」をモットーに、子ども達の笑顔と自主性を大切にした授業を通して、理解と探求心に繋がる学びを提供しています。