プログラミングと運動の意外な共通点とは?
スイミングやダンス、サッカーなど体を動かす習い事に通うお子さんも多い中で、「プログラミング」は運動とはまったく別の習い事というイメージを持つ方も多くいらっしゃることでしょう。
意外かも知れませんが、運動とプログラミングにはいくつかの共通点があります。以下に詳しくご紹介します。
問題解決能力の向上
- 運動
- スポーツやフィジカルな活動では、状況に応じて瞬時に判断し、最適な行動を取る能力が求められます。
- プログラミング
- コードを書く際には、様々な課題やエラーに直面します。それらを解決するための論理的な思考が必要です。
継続的な練習とフィードバック
- 運動
- スポーツでは技術の向上のために継続的な練習が不可欠で、コーチや仲間からのフィードバックを受けながら成長します。
- プログラミング
- プログラムを書くスキルも継続的な練習が重要で、コードレビューやデバッグ、利用者からの評価などのフィードバックを受けながらより良いものへと改善していきます。
- ※コードレビュー:ソースコードにエラーや修正点が無いかなどを、作成者以外の人が検証すること。
※デバック:プログラムの間違い(バグ)を見つけて、思い通りの動作をするように修正すること。
チームワークとコミュニケーション
- 運動
- 多くのスポーツはチームで行われ、協力やコミュニケーションが成功の鍵となります。
- プログラミング
- ソフトウェア開発もチームで行われることが多く、他の開発者とのコミュニケーションや協力がプロジェクトの成功に不可欠です。
目標設定と達成感
- 運動
- 新しい技術の習得や大会での勝利など、具体的な目標を設定し、それを達成することで大きな達成感を得ることができます。
- プログラミング
- 新しい言語やフレームワークを学び、作品を作り上げたりプロジェクトを最後までやりきったりすることで達成感を感じます。
集中力と忍耐力の養成
- 運動
- スポーツでは集中力が求められ、特に長時間のトレーニングや試合では忍耐力も必要です。
- プログラミング
- コーディングやデバッグ作業には高い集中力が求められ、困難な問題に直面しても諦めずに取り組む忍耐力が重要です。
クリエイティビティの発揮
- 運動
- スポーツやフィジカルな活動では、戦略や技術を工夫することでクリエイティビティを発揮できます。
- プログラミング
- プログラムを書く際には、計画の段階から様々な工夫が必要です。完成イメージの想像を膨らませながら、それを実現するためのプログラムを作り上げることでクリエイティビティを発揮します。
まとめ
運動とプログラミング。一見まったく違うフィールドに見えるこの2つですが、上達したり成長したりするためのプロセスには共通点が多くみられます。
運動とプログラミングの両方をバランス良く取り入れることで、子供の多方面にわたる成長の可能性を広げられるのではないでしょうか。
「新たにしてみたい習い事」では小学生部門で1位、保護者部門で3位となっており、関心の高さがうかがえるプログラミング。
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この記事の監修者
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スタープログラミングスクール コラム編集部
私たちは、これからのAI時代を生きる子ども達には「自分で考えるチカラ」が必要と考え、プログラミング教育を通してその力を養うお手伝いをしています。講師、教材開発、広報など様々な担当者で構成されたコラム編集部が、現場での感覚や実例も交えて、子育て中の方に役立つ情報を分かりやすくお伝えしていきます。