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プログラミング

公開日:2024.05.14
最終更新日:2024.06.26

子供が習い事を嫌がる理由とは?原因と対処法を解説

子供の能力を伸ばすために始めた習い事も、場合によってはそれ自体が子供の負担となってしまっていることがあります。

子供の習い事は無理のない範囲で続けられることが大切です。

そのためには、なぜ子供が習い事を嫌がるのか、その原因や対処法について理解を深め、子供の気持ちに寄り添った対応を心掛けましょう。

子供が習い事にストレスを感じているときのサイン

習い事にストレスを感じるようになると、子供はなんらかのサインを出すようになります。親はそのサインを見逃さないようにし、もしもその兆候を察知したら適切な方法で対処することが大切です。

子供が習い事にストレスを感じているときに出すことが多いサインには、以下のようなものがあります。

習い事に行きたがらない

ストレスを感じるようになると、子供は習い事に行きたがらなくなります。

はっきりと「行きたくない」という子供もいれば、「疲れているから」「他の子より上手くできないから」といったように理由をつけて遠回しに行きたくないことを伝えようとする子供もいます

習い事が負担になっていることを日常会話の中でほのめかす

習い事にストレスを感じるようになると、子供は日常会話の中でそのことをほのめかすようになることもあります。

例えば習い事でのいやな出来事などを話すようになったら、子供はストレスを感じていることを親に知ってほしいと考えているのかもしれません。

また、逆に送迎時などの会話で習い事について何も話さなくなるようなケースでも、ストレスを感じていないか注意してみることが大切です。

体調不良を訴える

子供はストレスをため込むと体調不良を訴えるようになることもあります。

頭痛や腹痛、倦怠感などはその代表的な症状であり、習い事のある日になるとそれらの症状が表れるような場合にはストレスを感じていることを疑う必要があります。

子供が習い事を嫌がる3つの理由

習い事で子供がストレスをためてしまうのを防ぐためには、なぜ嫌だと感じているのか、その理由を理解しておくことが大切です。

子供が習い事を嫌がる理由は、主に以下の3つのパターンに分類できます。

習い事そのものを楽しめない

習い事の楽しさを感じられず、嫌がるようになってしまう子供も少なくありません。

これは子供の適性とも関係があり、習い事選びの段階で親子の考えの齟齬があったことが考えられます。

例えば、運動が苦手な子供に「体力をつけさせたい」という一心でスポーツ系の習い事を始めさせると、子供自身が楽しめず、結局長続きしないということもありえます。

興味の対象が別のものに変わってしまう

子供は興味の対象が変わりやすく、もともとは子供自身の意思で始めた習い事であっても、ある程度の時間が経つと嫌がるようになってしまうことがあります。

習い事は続けることも大事ですが、子供は成長と共にさまざまな物事に興味を持つようになるため、それに合わせて習い事を変えることも、子供の能力を伸ばす上では有効です。

難易度が上がり、ついていけなくなる

子供向けの習い事では、学年が上がるのに従って学ぶことの難易度も上がっていきます

それによってついていけなくなる子供も出てくるため、それが習い事を嫌がる理由となることもあります。

これは子供自身の適性とも関係のある事ですから、親は無理強いをしないことが大切です。

子供が習い事を嫌がったときの対処

もしも子供が習い事を嫌がるようになったら、親は感情的になるのではなく、じっくりと話し合って今後のことを決めていくとよいでしょう。

その際には、以下の3つのポイントを押さえながら対処するのがおすすめです。

嫌がる理由を確認する

子供が習い事を嫌がるようになったら、まずはその理由が何なのかを確認しましょう。

子供は理由について自分の言葉ではっきりと説明できないことも多いため、親が質問をしながら何が原因となっているのかを一緒に考えてみましょう。

親子の会話の中で「習い事で何か嫌なことがあったの?」といった語りかけで話のきっかけを作り、子供が話しやすくなるような雰囲気づくりを心掛けるとよいでしょう。

習い事を始めたきっかけ・動機を思い出す

子供が習い事を嫌がり始めたらすぐに辞めてしまうのではなく、続けるための方法を模索していくことが大切です。

そのためには、習い事を始めたきっかけや動機を子供と一緒に思い出してしてみるとよいでしょう。

子供が習い事を始めるきっかけや動機には「プロのスポーツ選手になりたい」「プログラミングを勉強してゲームを作りたい」などのさまざまなものがあり、それらを通じて子供が初心を思い出す手助けをするとよいでしょう。

目標や目的を設定する

習い事を続けるためには目標や目的を設定するのも有効です。

例えば運動系の習い事であれば試合に勝つこと、ピアノなどの音楽系の習い事であれば好きな曲を弾けるようになることなどを目標として設定すれば、前向きな気持ちで習い事を続ける動機づけになります。

まとめ

長期的に習い事を続けていると、なんらかの壁に当たることがあるでしょう。

それは子供が習い事を嫌がる原因にもなりますが、越えてしまえば本人の大きな自信となり、再び習い事を楽しめるようになることもあります。

子供が習い事を始める際にはこのことをよく理解し、嫌がるそぶりを見せたらすぐに辞めさせたり無理やり続けさせたりするのではなく、じっくりと話し合い、続けるための手助けをすることが大切です。

 

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この記事の監修者

スタープログラミングスクール コラム編集部

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