小学生からはじめる
プログラミング
公開日:2023.08.03
最終更新日:2024.08.28
学校でプログラミング学習がスタートし、プログラミング教室へ通わせたいと考えている保護者も多いのではないでしょうか。
しかし「プログラミング教室の月謝の相場ってどれくらい?」「たくさん選択肢があってどこに通わせてよいか分からない」という声も少なくありません。
ここではプログラミング教室の相場や教室の選び方、学校用以外にパソコンを購入する必要性についても詳しくご紹介します。
この記事の目次
プログラミング教室の料金はどれくらいなのでしょうか。ここではプログラミング教室の月謝の相場について詳しくご紹介します。
プログラミング教室の授業料の相場は、6,000円~18,000円ほどが多い傾向にあります。月の授業の回数でも異なりますが、月4回の場合には10,000円前後~20,000円近くになると考えておくのが無難です。
また平日と土日で授業料が異なる場合もあり、土日のほうを高めの価格に設定している教室も見られます。
授業料とは別に「入会金」の支払いが必要となる場合もあります。入会金の相場は5,000円~15,000円ほどであり、10,000円前後に設定している教室が多いようです。
なお、入会金をゼロとしている教室もありますが、月謝を相場より高めに設定しているケースもあるため、相場を比較する際にはトータルの料金をチェックすることが大切です。
多くの場合、テキスト代など教材費が別途必要です。教材費の相場は約1,000円~約60,000円と幅広く、購入かレンタルかによっても異なるのが特徴です。
テキストの購入費は比較的安いことが多いですが、ロボットキットなどの購入費は数万円になることもあります。
授業料や入会金、教材費の他にかかる費用では、教室運営費や管理費、大会の参加費などが挙げられます。またタブレットやパソコンのレンタル費用なども含まれるかもしれません。
各教室によって月謝の料金体系はさまざまなので、事前によく情報を収集して比較検討することが大切です。
現在、全国の公立小学校と中学校では、1人に1台のパソコンやタブレットが配布されています。このような学校用パソコンやタブレットを自宅やプログラミング教室でも使えるとしたら、プログラミング教室に通う時に別途パソコンは必要無いと考えがちです。
しかしできればプログラミング教室用のパソコンを用意することを推奨します。ここではその理由を解説しましょう。
小学校でもプログラミング学習が指導要領に盛り込まれ、学校側でパソコンやタブレットを支給する流れが一般的ですが、学校用のパソコンやタブレットは、授業で使うアプリ以外はインストールできない決まりになっている所もあり、使用にはある程度の制約があると考えた方が良いでしょう。
そのためプログラミング教室や自宅用として1台用意すれば、復習や予習用にアプリなどを自由に入れることができ、興味を持った学習を都度進めていけます。
購入に際して初期費用はかかりますが、プログラミング教室での学びを深められる点と、自宅にいる時間にも学習を進められる点は大きなアドバンテージとなり得ます。
学校用のパソコンやタブレットが自宅など、学校外の場所で破損、故障した場合に補償の対象外となる場合があります。学校用のものは、あくまでも学校やオンライン授業などで使う目的で配布されるものであり、それ以外の時に使っていて故障や破損した場合に、修理や交換の費用は自費となる場合があるのです。
学校が配布した機器をプログラミング教室に持ち込む、あるいは学校の課題以外の目的で使うのはできるだけ控え、学校外では子ども用に別途購入した機器を使う方が安心と言えます。
プログラミング教室によって特徴やコース内容、受講形式などが異なるため、どこを選べばよいか迷ってしまうことでしょう。ここでは子どもに合ったプログラミング教室の選び方について詳しくご紹介します。
プログラミング教室を選ぶ際には、子どもの性格に合った指導方法かを見極めることが大切です。
教室の指導方法は、一人一人が自分のやりたい学習を進める「個別指導」と、複数人がまとまって同じ学習を進める「グループ指導」があります。
例えば集団になると自分の意見や質問をなかなか言えない性格の子どもならば、マイペースで進められる個別指導が適しているかもしれません。
負けず嫌いな性格な子どもであれば、友達とお互いに刺激し合いながら学習を進めていけるグループ指導を選ぶのも効果的です。
「将来に備えてプログラミング能力を高めてほしいから」と、子どもをレベルの高いコースや教室に入れたいと考える保護者もいるようです。
しかし子どもが学習内容についていくことができず、教室へ通うこと自体が嫌になってしまっては意味がありません。子どもの能力に合った難易度のコースからスタートしましょう。
例えばまだ学校でプログラミング学習が始まっていないのであれば、パソコンやタブレットを使わずにプログラミング思考を養えるコースから始める方が安心です。
すでに学校でアプリやScratch(スクラッチ)などを使っているなら、ビジュアルプログラミングのコースが視野に入ってきます。
レベルや能力別にコースがいくつか分かれている教室であれば、子どもの学習の理解度や進行度、成長度合いに応じたステップアップがしやすくなるでしょう。
親が子どもに学んでほしい内容と、子どもが興味関心を持つ内容は必ずしも一致するとは限りません。日頃、子どもが楽しく進めている学習や遊びに含まれる要素を考えてみましょう。
例えば「自分でモノを作ることが好き」ならば、実際にモノを組み立てられるロボットプログラミングが向いているかもしれません。「なぜそうなるのかを知りたい」のであれば、アプリなどが動作する理屈を知れるプログラミングを楽しめるでしょう。
子どもが興味関心を持つ要素を見つけられたら、実際に無料体験に通わせ、さらに子どもの興味関心が高まるかどうかを見極めましょう。
通学か、オンライン学習かについても、子どもに合ったスタイルを選択することが大切です。家ではなかなか授業に集中できないという場合には教室に通うのがおすすめです。
どちらのスタイルにも対応し、子どもの状況や都合によって柔軟に変更できる教室であれば、学習を継続しやすいでしょう。
子どもの習い事でプログラミング教室を検討する場合の動機は様々です。しかし無理に通わせても、子どもも保護者にとっても負担になりかねません。
本人の興味関心や学習スタイルに合わせて無理なく、楽しく通える教室を選ぶことが大切です。まずは教室が実施している無料体験へ参加してみてはいかがでしょうか。
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