タイピングができると世界が変わる!「後編」
前編では、タイピングができると様々なメリットがあることがわかりました。
後編では、どうやってタイピングを身に着けていけばよいかを解説していきます。
前編では、タイピングができると様々なメリットがあることがわかりました。
後編では、どうやってタイピングを身に着けていけばよいかを解説していきます。
小学生の子は基本的にどこの学校もシャープペンシルが禁止されていますよね。これは、鉛筆によって、「とめ・はね・はらい」をきちんと意識して書くようにというメッセージが込められています。
これまでは、アナログの「書き」ができれば良かったのですが、デジタルでの「書き」すなわちタイピングも、最初は形を守って学ぶことが大切です。
タイピングの基礎となる形、これがホームポジションになります。
ご自身のキーボードをご覧ください。
「Jキー」と「Fキー」に小さなでっぱりが付いているのが分かりますでしょうか。
この2つのキーを基準に手を配置していきます。
(一部、でっぱりが付いていないキーボードもございます)
スペースキーに親指を置いて基準とします。手のひらに卵を抱えるような形をイメージして指を配置していきます。ピアノを弾く時の指や、猫の手のようなイメージです。
左手の小指が「Aキー」、右手の小指が「;キー」に置けていたら成功です。
タッチタイピングをできる人はほぼ100%、スムーズにこの位置に手を置くことができます。
多くてややこしいのが人差し指です。
まずは、ホームポジションの状態で指が置いてある基本の「FJ」から、「G」を左手、「H」を右手で押せるように感覚を身につけましょう。
「FJGH FJGH FJGH FJGH」「FHGJ FHGJ FHGJ FHGJ」のように、順番をバラバラにしても打てるようになってきたら、上段、下段の順に進んでいきましょう。
「FJRU FJTY FJUR FJYT」「FJMV FJNB FJVM FJBN」「GHRU GHTY HGUR HGYT」「HGMV HGNB GHVM GHBN」
一つ一つを5~10回ずつ繰り返してタイピングしていくと、慣れて覚えられるようになります。
次に、中指・薬指・小指と、順々に動かす指を変えていくのですが、手全体を動かすイメージで変えていくと、無理なく押すことができるので、おすすめです。
ホームポジションというのは、ホーム(家)のポジション(位置)です。
必ず、指が他の位置に出かけたら、ホームに戻るように意識しましょう。
そして打つ時には、必ず前を見て打つように。
手元を見て打っていたらマスターにより時間がかかってしまいます。
間違えても良いので、画面だけを見て打てるよう何回も反復練習してみてください。
改行はエンターキーで行います。
手が小さいうちは難しいかもしれませんが、右手の小指でエンターキーを打てるようになると、次の文章に移るのも楽になります。
最初からスピードは必要ありません。
指の位置の正確さを意識していると、自然とスピードアップしてきますよ。
間違った指のまま打ってしまい、その癖がついてしまうと、修正が厄介です。
必ず正しい指で打つようにしましょう。
タイピング練習は、どうしても地味な反復練習になります。
そのため、集中が切れたらやらなくなったり、途中で挫折したりしてしまう子も多いです。
一方で、できるようになれば打つのが楽しくなって、夢中で練習するようになることも多いですし、前記事で取り上げたように、自信につながるスキルになります。
まずはゆっくりでも正確に入力できるように、癖がつく前に身に着けておいた方が、後々必ず楽になります。
パソコン市民講座では、講師が子どもにうまく休憩を取らせながら、レッスンを行います。
その中で、きちんと決まった指で打てているか、姿勢良く下を見ずに打てているかをつぶさに確認しながら指導を行っています。
ローマ字をまだ習っていない子に関しては、ローマ字の書き取りからお教えします。
また、タイピングコンテストを開催し、自分の成長を定期的に感じられます。段位認定による達成感や、全国ランキングもあり、仲間たちと競い合えるような環境を整えています。
ぜひ、気になったという方はお問い合わせください。
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